知って得する!赤ちゃんの睡眠について〜新生児〜
初めての赤ちゃん、寝かしつけはやっぱり抱っこ?添い乳?何が正しいと思いますか。
実は日本だけが「寝かしつけ」という文化があるって知っていますか。
ここでは申請時期から行う赤ちゃんの寝かしつけについてお話ししていきます。赤ちゃんの質の良い安定した睡眠は、ママの産後の体の回復にも必要不可欠です。
是非参考にしてやってみてください。
新生児は体内環境を再現
新生児期の赤ちゃんは、まだまだ十月十日いたお腹の中の環境が一番居心地が良いというのが本当の気持ちです。
ではお腹の中で赤ちゃんはどんな感じだったかイメージしていきましょう。
こんな環境が赤ちゃんには最適なんです。
しかし、ベビーベットは平らですし、赤ちゃんには無意識に起こる反射があって手や足が無意識に動いてしまいます。これをどうしたら良いかお話ししていきます。
ドーナッツベットで体内環境を再現
平なベットでは赤ちゃんは居心地が良くないので、たらいあなところで寝かせる時は、そこにタオルやブランケットなどで作ったドーナッツベットを置きましょう。他にも授乳クッションを丸めたり、市販のドーナッツ状のベットを使用しても大丈夫です。
首が座ってくる事にはアルファベットのCの体勢の居心地は薄れてきますが、しばらくはドーナッツ状の土手にお尻をはめ込んであげるのがおすすめです。
おくるみで体内環境を再現
さらに、お腹の中と違って反射によって動いた手足の衝撃を強く感じて、起きてしまうこともあります。そこでおくるみで衝撃を吸収できるようにするのもおすすめです。
手足は赤ちゃんの体温調節でとても重要なので出してあげながら、関節を程よく包んであげることで反射による衝撃を軽減できます。
新生児期は満腹になったら寝てしまう
新生児期はミルクを飲むだけでもかなり体力の消耗をするので、心地よい疲労感と満腹感で授乳後または授乳中に寝てしまう赤ちゃんが多いです。
赤ちゃんが寝てしまったらそのまま寝かせてあげましょう。
いつも通り飲ませたけど寝ない時ちょっと追加
「いつも飲んで寝るのに、いつもと同じ時間あげたけど寝ないな〜」って時は、もう少し追加でミルクや授乳を行ってみましょう。
赤ちゃんも日々飲むごとに体力もついてきてお腹が満たされる量も増えていきます。
生後4ヶ月頃までは、飲みたいだけ飲ませて大丈夫なのでぜひしっかり飲ませてあげましょう。
夜の寝かしつけも抱っこやおしゃぶりはしない
夜中の睡眠前はしっかりリズムを整えてきましょう。寝るまでに心地よい疲労感としっかりとした満腹感を与える、そして体内環境を再現してあとは見守ります。
抱っこしたりおしゃぶりを与えることは必要ありません。しかし、一度抱いて寝かしつけたりおしゃぶりを渡してたりしてしまうとそれが必要になってしまいます。
疲労感も赤ちゃんとっては、ミルクを飲むことや入浴、肌に触れられることだけで運動になります。
寝る前に入浴と授乳があればほとんどの赤ちゃんが心地よい疲労感を感じてくれます。
さらに新生時期はまだ昼夜の区別もついていませんが、次第に昼夜の区別がついてくるので朝日や日差しを日中しっかりと感じて、夜は暗くして寝ることもとても大切です。
バウンサーなども新生児は小さくて安定しない
バウンサーでうまく寝てくれません。という声もよく聞きます。バウンサーは赤ちゃんの長期間使用できるようになっているので新生児には大きくて良い環境とはいえません。
バウンサーを使う時も、バスタオルやブランケットなどで土手を作って安定させてあげると心地よく寝てくれます。もちろん首が座っていないのでできるだけ倒してバウンサーは使用してください。
逆に、チャイルドシートではよく寝るという言葉もよく聞きます。チャイルドシートは買い替えがあるようにかなり安全のためにのピタッと体にフィットするようにできています。またシートベルトが衝撃軽減にも一役買っています。
なのでチャイルドシートが持ち運びできるならしばらくは日中のお昼寝はチャイルドシートでも良いかもしれません。それくらいチャイルドシートは良い形状のものは寝るのに最適です。
どうでしたか。新生児期の睡眠とはいえ、特に寝かしつける必要はないということがわかったと思います。1人で安心して寝るということが、今後のためにお大切ですし、1人で寝られるようになると一度起きても満腹感と疲労感があれば自然と再入眠してくれます。
是非、環境設定をしっかり行って「寝かしつけ」はせずに、ママもゆっくり産後の回復を行なっていきましょう。
めぐりん
プロフィール ○保育士歴15年以上 私立・公立・社会福祉法人などの保育園・子ども園・幼稚園 全てに勤務経験あり,0〜5歳全ての担任経験あり ○ベビーシッター歴15年以上 水泳・ピアノ・自転車・通院・付き添いなど完全オーダーメイド ○子育て相談シッティング30人以上 発達相談・離乳食・夜泣きなど個々の悩みを解決 ○歯科医院専属保育士経験あり 子どもの歯医者デビューや歯科ケア相談 ○ベビーマッサージ講師 プライベートレッスンや子育て支援施設での講師経験あり ○ベビーフォト撮影 お客様の自宅や自宅兼サロンでゆったりと撮影