知って得する!離乳食攻略本!〜ゴックン期〜
今回はこれを読めば
離乳食に安心して楽しく取り組める
そんな内容をお届けします。
「そろそろ始めないとな。でも、大変そうだな。」「始めたけど食べてくれないよ」
「作ったけど食べないよ〜」って本当にそんな言葉が多いですよね。
食育は幼児期まではとにかく「楽しく食べる!」が目的なので
ぜひママ・パパも楽しく離乳食を進めていって欲しいです。
楽しく食べる事ができれば大丈夫!
極論から言うと、実は乳幼児の食育の目標は「楽しく食事をすること!」なので、好き嫌いをなくそうとか、規定量食べようとかは正直目標違いなんです。
ですが、お腹が空いたら機嫌も悪くなりますし、好き嫌いが多すぎたら健康にも関わります。ずっとミルクを飲んでいていいわけではないですしね。なので、そこをクリアするように楽しい食事をしていきましょう!
では、ここからは、具体的な始めるタイミングや「ゴックン期」の進め方などをお話ししていきます。
始める目安は生後5・6ヶ月だけど実際はそうではない!
よく育児書に生後5・6ヶ月から離乳食を始めると書いてありますが、あくまでもこれは全くわからなくならないようにする目安です。
実際は赤ちゃんが離乳食を食べられる状態になった時が始めるタイミングになります。
では、食べられる状態になったかを見分けるポイントをご紹介します。
①食具スプーンを嫌がらない
初めて口に入ってくるもは、赤ちゃんにとって不安でしかありません。スプーンを入れようとすると舌で押し出したり、食具を嫌がる姿があったらまだ少し早いかもしれません。
遊びの中で食具と似た素材のおもちゃやいろんな刺激や感触に慣れるように、たくさん噛んだり舐めたりして慣らしていきましょう。
②唾液量が増えた
消化機能が整ってくると唾液量が増えてきます。この時期に唾液量が増えてきたら、離乳食を消化する準備が整ってきたと判断することができます。
③支えられれば5秒座っていられる
これも大事です。首がしっかり安定して、寝返りができるくらいまでにはなる必要があります。そこまでできれば、少し支えれば5秒ほどは座れるかと思います。支えても前に倒れてしまう赤ちゃんは少し早いかもしれませんね。
食事の際に姿勢が保てないと上手に飲み込めず危険ですので、焦らずお座りの練習からしていきましょう。
④ママの食事をじーっと見る
意外とこれを意識していない家庭が多いですが、とても大事です。
ママやパパが美味しそうに食べる姿を見て、食べることに興味をもつようになると、じーっとみたり口もモゴモゴ動かす赤ちゃんもいますよ。このようが姿が見られることで、赤ちゃんもより楽しく離乳食を始められるのでぜひチェックしてください。
生後4ヶ月頃になったら、ママとパパが美味しくご飯を食べる姿をたくさん見せてあげてください。
舌触りや味、飲み込む練習=ゴックン期
始まりは、「ごっくんと飲むだけ!」=「ゴックン期」です。
飲み込む練習をしながらも、食材の舌触りや味に慣れることが大切です。
ゴックン期のポイントをわかりやすくまとめたので、これを見て行ってみましょう!
①食材はしっかりペースト状にする
液体でしか食事をしてなかったので、初めはより液体に近い状態がおすすめです。おかゆは10倍がゆ、野菜も茹で汁を少し入れるなどして液体に近い状態からペースト状に持っていきましょう。
理由として、もちろん赤ちゃんが食べやすいというのはありますが、離乳食が始まると水分量が減って便秘になりやすくなります。まだミルクなどは赤ちゃんが欲しがるだけあげて大丈夫なので、十分に飲ませてあげましょう。
②食べる時間は病院が空いている時!午前中からお昼がベスト
初めて食べるものは、何が起きるかわかりません。食材によっては、アレルギーや何かしらの異変が起きることも考えられます。
初めての食材を食べる時は、何かあった時に受診可能な時間帯にてべましょう。
③おかゆは3日に1回1さじ増やすペース
焦る必要もなく、絶対に食べなければいけないことはありません。お子さんによってたくさん食べる赤ちゃんもいれば、少食の赤ちゃんもいるので、欲しがった時は3日に1さじ増やすペースで最大6さじ程度にしましょう。
④野菜とタンパク質は1〜2さじ
初めは1さじから始めて、一つ一つの食材に慣れていく程度で大丈夫です。毎回変える必要はないので作り置きするなどもしていきましょう。
欲しがった際は初日以降は2さじまでは大丈夫ですが、食べ過ぎは消化が未熟なため、排便に影響が出やすいので控えましょう。
ゴックン期は1ヶ月は続ける
離乳食はどんどん進めるのが良いわけではありません。最近は丸呑みする赤ちゃんが増えているので、形態を戻して噛む練習をすることもあります。
ゴックン期も1ヶ月は継続して落ち着いたら移行しましょう。
1ヶ月の流れをわかりやすくまとめたのでこちらを参考に進めていきましょう。
この通りに進めていけば、量の問題は特にありません。
離乳食を食べた後は、好きなだけ母乳は飲んで構いません。ミルクの場合は離乳食を始める前に飲んでいた量を飲んでも大丈夫です。
体調が悪くなった際は、1週間前に戻ると考えて余裕を持って進めていきましょう。
初期食は作り置きがおすすめ!
毎日違い食材を与える必要はありません。一つ一つの食材の感触や味に慣れていき、好きなものを増やしていきましょう。
食材のポイントはこちらにまとめたので参考にしてください。
初期食は味付け不要!簡単なのでぜひ気楽に挑戦してください!
もちろん忙しいママは、市販のレトルトでももちろん大丈夫です!
無理しないでとにかく楽しく食べましょう
おすすめは、作り置きやレトルトの活用もぜひしていただき、余裕を持って進めてくださいね。
野菜やタンパク質は、それぞれの味や食感が出るので、慣れるまでは茹で汁やお湯等で液状にして食感の抵抗を少なくしたり、味も薄めて慣れていけるといいですね。
液状で難しい場合は、片栗粉などでとろみをつけてあげるのもすすめです。食感に敏感な子は、とろみで緩和できたり、お粥に混ぜたりもできるので試してみてください。
いかがでしたでしょうか。離乳食スタートの不安が少しでも減り、気楽にスタートできるような気持ちになっていただけていたら幸いです。
とにかく楽しく、まだまだ味覚は完成していないので、ママが楽しく「おいしいね」と言ってニコニコ食べる真似をするだけでも、赤ちゃんは嬉しそうに食べてくれますよ。
ぜひ楽しい食事と思って進めてみてください⭐️
めぐりん
プロフィール ○保育士歴15年以上 私立・公立・社会福祉法人などの保育園・子ども園・幼稚園 全てに勤務経験あり,0〜5歳全ての担任経験あり ○ベビーシッター歴15年以上 水泳・ピアノ・自転車・通院・付き添いなど完全オーダーメイド ○子育て相談シッティング30人以上 発達相談・離乳食・夜泣きなど個々の悩みを解決 ○歯科医院専属保育士経験あり 子どもの歯医者デビューや歯科ケア相談 ○ベビーマッサージ講師 プライベートレッスンや子育て支援施設での講師経験あり ○ベビーフォト撮影 お客様の自宅や自宅兼サロンでゆったりと撮影